北タイ チェンライ
3国が隣接するエリア、ゴールデントライアングル
![]() |
チェンマイよりさらに北へ上ったチェンライは、タイ・ラオス・ビルマの国境が1点に集中するエリアに位置し、このエリアは「ゴールデントライアングル」と呼ばれている。かつてこの一帯はアヘンの栽培で悪名を馳せたところでもある。麻薬は一部の人々に富をもたらす一方で、農民たちは貧しく、麻薬による健康被害も深刻だったらしい。この事態を嘆いたプミポン現国王は、資金を提供し、農民たちに商品作物を栽培することを奨励することにより、彼らの生活水準を向上させることに貢献されている。現在、王室管理下のもと、高地農業プロジェクト、植林・新職業訓練プロジェクトなどが積極的に進行されている。 |
![]() |
秘境リゾート アナンタラ・ゴールデン・トライアングル・タイランド
北タイの自然に包まれ、たゆたう空間に心が奪われるリゾート施設。スイートルームの窓からはほんのひと時も同じ表情を見せることのない薄藍色の景色が広がる。この場所が「ゴールデン・トライアングル」、つまりミャンマー、ラオス、タイの3国の国境が集中するところだという意識が、さらにその不思議な時空に拍車をかけているかのようだ。かつて「メリディアン・ホテル」としてオープンし、内装を中心にリノベートされたこの施設は、アンティークな外観とモダンかつ機能的なインテリアが心地よく溶けっており、快適なリゾート施設である。
象と人の共生 エレファント・キャンプ
このリゾートでは、安全かつ持続可能な方法で生きる術を自ら見出すことができない象たちを助けるためのプロジェクトの一環として、「象チャリティー」を運営している。象の飼育には高額な費用がかかるため、多くのオーナーたちは象を見せものとして人々に触らせたり、餌をやらせたりしてお金を稼いでいる。タイ国内ではこれらの行為は違法となるが、密ルートで荒稼ぎをする商売が後をたたない。そこで、このような状況下の象を救うためにチャリティーが運営され、リゾート施設で象を保護している。元気になった象には誰でも乗ることができる。
3国を1日で訪れることができる ANANTARA 3 COUNTRIES IN ONE DAY
リゾートのアクティヴィティーでは、メコンが紡ぐタイ・ミャンマー・ラオスの3カ国を1日で訪問できるプランがある。ハイライトはメコン川下り。 写真左)ミャンマーで手渡される簡易パスポート・・・ 写真中央)ミャンマー国境の食料品などのお店
![]() |
![]() |